候補の一つ、Virgin Galactic社が提供する宇宙船で地上から100kmの高さまで上がる宇宙旅行
について調べてみました。
旅行プラン
会社 | Virgin Galactic社 |
宇宙船 | VSS Unity(6人乗り)サブオービタル宇宙船 サブオービタルとは、周回軌道に乗るのではなく、打上げ後弾道軌道を描いて高度約100km付近を飛行するもの |
サービス使用時期 | 現在、試運転段階。2021年〜? |
費用 | 一人/25万ドル(約2750万円) |
参加資格 | 健康な人 年齢18〜80歳 |
準備期間 | 3日間 事前トレーニング、専門医による健康診断含む |
出発港 | スペースポートアメリカ(ニューメキシコ州) |
日本からの参加方法 | ヴァージンギャラクティック社の日本公式代理店クラブツーリズム・スペースツアーズ社より |
・ヴァージングループは、航空、鉄道、金融、携帯電話、旅行、飲料、通信、出版など幅広い事業を手がけるイギリスの巨大な多国籍企業。
・世界34カ国で事業を展開しており、従業員約5万人、売上高約2兆円。
・ヴァージン・ギャラクティック社はこのグループに属する一企業で、宇宙旅行を実現するために2004年に米国に誕生しました。
・日本では成田—ロンドン間にヴァージン・ギャラクティック社の定期便を運航。
・創業者のリチャード・ブランソン会長は著名な冒険家で、2000年にはイギリスのエリザベス女王から「ナイト」の称号を授与されました。
ワーオ 一人3000万円だって!
宇宙飛行士になる才能と労力をお金で買うと考えれば安い!?
運行プラン
イメージ図作画中。暫しお待ちください。それまではクラブツーリズム・スペースツアーズのイラストをお借りします。
ここからは、私が搭乗した時をイメージして記事を書きます。
夢を五感でイメージする”夢妄想”は実現への近道
宇宙旅行に申し込みをしてから半年間体調を万全に準備してきた。
搭乗の1週間前にニューメキシコ州へ。ロサンゼルス経由(乗継)でアルバカーキへ約12時間の行程は
遠足に行くなんて比じゃないくらいドキドキ、ワクワクで気持ちが落ち着かなかった。
ホテルに2日滞在しながら、ようやく時差、気候にも慣れ気持ちもリラックスできた。
出発の4日前にニューメキシコ州南部にある民間宇宙港「スペースポートアメリカ」に到着。
ここで、一緒に搭乗する6名のメンバーと初顔合わせ。世界中から集まった老若男女は
会った瞬間からお互いをリスペクトし、自然と笑顔と握手を交わした。
下手な英語で自己紹介しただけで、みんな初めての宇宙に気持ちが高まり、思いを
語り合った。
その後、3日間の事前トレーニングプログラムと専門医による健康診断を受け
クリアした後、一緒に宇宙を旅する6名の仲間だけでなく同乗するパイロットが
一つのチームになり、宇宙に行く訓練を受けた。
これまで体験したことのないことの連続で非常に密度の高い時間を過ごした。
1.スペースシップ搭乗
さて、いよいよ宇宙に旅立つ日がやってきた。
お揃いのフライトスーツに身を包み、家族や友人、そしてスタッフに見送られながらさっそうと搭乗。
搭乗口は滑走路面に近い飛行船の胴体部にあり、体を潜り込ませる用に船内に。
一度予行練習で乗ってみているが、当日はまた新鮮な気持ちで
自分の席に座りシートべルトをした。
胸は最高マックスに興奮していたが、ユニフォームと仲間に囲まれ、表面上は冷静を装っていた。
そんな感情はよそにフライト時間は刻一刻と迫り、気づけば母船「ホワイトナイト2」に運ばれながら、
宇宙船「スペースシップ2」は滑走路を離陸し、あっという間に宇宙港は小さく眼下に見えた。
2.高度15km、母船から切り離し
船内アナウンスが高度15kmに達したことを告げた。いよいよ上空で母船から切り離される。
船体が一瞬ガクッと下降し、次の瞬間「スペースシップ2」のロケットエンジンが点火され、
マッハ3.3のスピードで一気に宇宙空間へ。全身で約3.3Gの重力加速度を感じながら宇宙へ。
機体も気持ちも一気に上昇中。
3.ロケットエンジン点火し一気に高度100kmまで上昇
船体が一瞬ガクッと下降し、次の瞬間「スペースシップ2」のロケットエンジンが点火され、
マッハ3.3のスピードで一気に宇宙空間へ。全身で約3.3Gの重力加速度を感じながら宇宙へ。
機体も気持ちも一気に上昇中。
4.高度100km到着
離陸からここまで50分。
大気圏を超え、パノラマウインドウをのぞくと、
空の色がコバルトブルーから紫、藍色、そして漆黒へと変わっていく。
外を見ると、星々は煌めかず、太陽の光も眩しく、外は外気のない宇宙空間であることを示唆している。
ついに宇宙に来たんだとの実感と同時に感動が押し寄せ、
ロケットエンジンが切れると圧倒的な静寂に包まれ、
自分が居ない地球はやはり青く、愛おしく感じた時、
アナウンスが入り、待ってましたとばかりにシートベルトを外した。
そこからは上や下、回転しながら、約4分間の無重力を体感。
船内は歓喜に包まれ、お祭り状態だった。
5.地上帰還
約4分間の無重力体験を終えると、往路と同様、約50分間かけて地球へ帰還。
今日の感動を家族に早く話したい気持ちを抑え、空港へ降り立つ頃には
これまでと違う自分になった気がし、不思議と疲れは感じなかった。
次の夢に向けチャレンジが始まった。
本日もご愛読ありがとうございました。
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