夏が過ぎ、
秋に差し掛かる9月の
海は夕日が似合う。
いったい日に何万回往復するのか
一度も同じ表情を見せない
押しては返す波。
親子や家族のように重なる波折(なおり)、
そして、短い寿命をまっとうさせる波打ち際
そんな風景をいつまでも眺めてられる
季節外れの海を訪れるのが
至高の楽しみの一つ。
今回、モチーフに選んだのが
『波と波飛沫』。
生き物のようにエネルギーと感じさせる
波を個人化してみたくなった。
1日何万回も産まれる波の一つに過ぎない
彼or彼女が
波飛沫を放出しながら短くも美しい旅をする姿の
一瞬を永遠に絵に刻む。
その製作にワクワクしながら筆を取った。
本日のプロセスは”SREP1〜2 ”です。
STEP
下地
今回はここはほぼ割愛!
下記で復習ください。
油絵製作開始①(ODOI Wave Vol.1)
油絵作品製作シリーズ第一弾 急に波の絵を描きたくなり、近くの画材展でキャンパスを購入しました。F8号サイズなんですが、写真では全くイメージつかないのでサイズは横…
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スケッチ&下書き
本日はここです!
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ブロック化(形、色を調整し大まかに描く)
STEP
詳細までひたすら描き込む
STEP
もっとも強調したいところにハイライト(魂)を入れる
今日からよろしくね!一緒に最高の作品にしようね。
本日はここまで。波を描くには4号(333×232mm)のキャンパスは意外と小さいので、ダイナミックに筆を走らせるというより、小さい領域に大きい世界を封じ込めるような細かい作業が必要となっていきます。描き込むに従い、エネルギーの密度が高まり、完成した絵を部屋に飾り眺めていると、箱庭のような小さい世界から、波音や太陽の光が感じられたら・・とてもリラックスし豊かな時間をすごせることになるでしょう。
本日もご愛読ありがとうございました。
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