ISSそれは、アメリカ、ロシア、日本、
カナダ、欧州宇宙機関が
協力して運用している国際宇宙ステーション。
地球や宇宙の観測、宇宙環境を利用した
様々な研究や実験を行うための
巨大な宇宙の有人施設である。
地上から約400km上空の
熱圏を秒速約7.7km(時速27,700km)
の高速で飛行し、
地球を約90分で1周、24時間で約16周する。
1998年11月29日から軌道上
での組み立てが開始され、
2011年7月に完成した。
当初の運用期間は2016年までの
予定だったが、アメリカ、ロシア、カナダ、日本は
少なくとも2024年までは
運用を継続する方針を発表している。
ISSに滞在旅行(宇宙妄想シリーズ)
流れ星
今日はよく星が見えるね。
そうだね。
あっ流れ星
あれは・・
あれは、ISSと言おうとしてやめた。
幼い子にはISSが何か説明するより
大きな流れ星を見たという感動の記憶の方が
大切だと思ったからだ・・・
流れ星に乗る日
父さんいくよ。
という声で枕元にあるメガネを取り
息子の背後にあるモニターから
今日がいよいよ出発の日であることを
思い出した。
昨夜は興奮気味の息子を見ているだけで
お腹いっぱいになり、不思議とぐっすり眠れた。
さあ、今日は私たちのミッション開始の
タイマーをセットし、この1年間トレーニング
を続けてきた成果を実らせるため、
毎日続けてきたルーティーンを自然と
こなし、冷静になりつつ、熱いパッションを
胸に予約していた無人タクシーでホテルを後にした。
スペースポート
スペースポートに居る
私たちに娘が『じゃー後でね』
と言って、立体映像がフェードアウトした。
妻から、いよいよね。と紅潮した顔で握手。
確かに、我が家では
一大プロジェクトになったが
もう、私は一家の家長としてやることは
何もない。
後は、運に身を任せ、
今を楽しもうと心に決めていた。
気がつくと私たちを乗せた
ロケットがISSに向け飛び立つ
カウントダウンが始まった。
宇宙コンサート
実は娘は『アイドル』になっていた。
なんのオチかと思う読者もいると思うが、
プロジェクションマッピングやドローン
ロボット等で宇宙空間の無重力状態
を再現した会場で
演奏やダンスしながら
天使のような歌声で
コンサートをすることで
国内外に多くのファンを持つ
唯一無二のスペース・アイドルになっていた。
息子は、大学で宇宙工学を専攻しながら
アメリカで最新の映像技術を学び、
宇宙でコンサートをする一大プロジェクト
をNASAバックアップのもと複数の大企業
がスポンサーとして一大プロジェクトの
リーダーを任せられていたのである。
その彼の姉(つまり私の娘)がスペースアイドル。
世界が認める実力もありつつ
アメリカ人、アフリカ人、日本人の三人
で構成されたユニットであったことも
選抜された理由。
それ以外にも様々な幸運が重なり、
宇宙コンサートが決まったのである。
今日は、3日前にすでにISS入りしている娘と
スペースドラゴンで私たちが合流し、
明後日、ISSから世界同時に
宇宙で初のコンサートを発信予定。
宇宙と文化の融合の幕開けとなる
に違いないと私の胸は
外に音が聞こえるのでは
と思うほどの動悸を感じていた。
ISSに滞在する(リアルレポート)
ISS船長
現在、星出明彦さんが、
14年の若田光一さん(57)に続く
日本人2人目の船長に就任した。
Iこれから約5ヶ月間、ISS船長として
搭乗員を統括し、指揮を執っています。
【星出さん応援ロゴ】
ロゴマークの楕円形は、ISS船長を務める星出宇宙飛行士のチームワークに対する考え方の根幹がラグビーにあることを象徴。
進み続けるISSは、五色の線で表現した世界(地球)ISSでのミッションのためであること、7つの星は、日本人宇宙飛行士たちと挑戦することを表しています。
また、『こうのとり』は、100%ミッションを達成した世界に誇る日本の技術力の象徴として、これからもJAXAが『きぼう』や『こうのとり』後継機のHTV-Xを通じてISS計画に貢献していく意気込みを示しています。
星出さんは、クルードラゴンが民間人の
宇宙旅行にも使われる予定であることについて
もはや、職業として宇宙飛行士をしている
星出さんたちが宇宙に行く時代ではない。
『これからは、いろんな分野、バックグランドを持つ多くの人々に宇宙に来ていただいて、新たな文化を作って行くことになるだろうし、またそうあるべきだと思う』
と宇宙飛行の新たな時代が訪れることへの期待を語っています。
一方、クルーの一人で紅一点のメ―ガン・マッカーサーさん(どう見ても写真左から2番目)は、
『宇宙旅行は楽しいことばかりでないよ』
と、宇宙旅行に期待している
私たちの気を引き締めてくれます。
例えば。。
- 歯磨き後は飲み込むべし!
- 睡眠は電話BOXで寝るべし!
- 洗濯、シャワーはあると思うな!
- 簡単にトイレができるとは思ってはいけない!
歯磨きした後の水は宇宙空間に飛び散る
ことに気をつけなくてはならないし、
寝てる時も、勝手に浮遊し怪我しないよう
個室の寝袋に入らなくてはならない。
着た服を洗濯ができないどころか
シャワーすら浴びれない。
(石鹸つきのタオルで体を拭くことは
できるそう)
トイレは小、大もそれぞれ
専用の器具が必要。
それ以外も地上で当たり前が
そうでなくなる
不便さに対する対応力を
人間は学ぶ必要があります。
一方で、宇宙でも快適に過ごせるよう
技術を進歩させていくのが人類の性です。
野宿するにしても、原始時代と違い
現在は快適に過ごせる
キャンプ道具が進歩しましたよね。
きっと、宇宙で学んだことは
地上に住む我々を
一歩も十歩も発展させる技術として
私たちに還ってくる。
そう考えると、
宇宙開拓はロマンというより、
現実的な技術開発の場であり
現実的な進歩の道筋と言えます。
宇宙生活品
生活品も日々進化している。
臭わないシャツ
宇宙食(日本食)
日本食は、安全、信頼されるために申請が必要。
すでに26社が47品目が合格している。
下はその一部だが、ちょっと美味しそうでは
ありませんか・・
ISS旅行
旅費、宿泊費
ISSまでの往復旅費は、
推定5800万ドル(約64億円)、
ISSの宿泊費は1泊3万5000ドル(約400万弱)。
資格、トレーニング
健康状態、トレーニング、諸手続きは
宇宙飛行士と同等レベルの
準備が必要となる。
スペースアドベンチャーズ
スペース・アドベンチャーズは、
1998年に起業家のエリック・アンダーソン氏が
設立した宇宙旅行会社です。
2001年から、7名の民間人の顧客を
ISSに打ち上げている。
次の民間人はなんと日本人。
ZOZOの印象が未だ強い
『MZ』こと、前澤友作氏は
2021年12月に
ISSへ向けて飛び立ちます。
ミッションクルーには
ロシア人コマンダーと平野陽三氏が
同上予定です。
スペース・アドベンチャーズの強みは
顧客の要望に応じた旅行計画を
策定し、実現させることです。
希望すれば宇宙遊泳も可能である他
現在、月の周回軌道を回るツアーを
計画しています。
本日もご愛読ありがとうございました。
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