都市化や大がかりな土木工事などによる自然景観の変化、核家族化などの生活様式の変化等により、現在に生きる我々は、神を感じることが少なくなってきている。しかし、大自然の中や里山などを歩いていると、ふと神を感じることがある。その時私は何か得がたい宝物をみつけたような気がする。私はそのような宝物を探して今日も歩き続けている。
目次
神気
「八百万の神」、「一木人一草に神宿る」という言葉があるように、古来、日本人は自然界の森羅万象に神を感じてきた。そして自然環境の変わり目にある特徴的な部分(海・山・川・森林・巨石・巨木)を神の宿る依り代や神域に繋がる場所と考え、祈り信仰してきた。また死んだ人を祖霊進として敬い、祀ってきた。
その後、日本人は伝来した仏教も受け入れ、神仏習合として一つの侵攻体系を作り上げた。時と場合により「神も仏も」ということは、日本人独特の精神構造になっている。
都市化や大がかりな土木工事などによる自然景観の変化、核家族化などの生活様式の変化等により、現在に生きる我々は、神を感じることが少なくなってきている。
しかし、大自然の中や里山などを歩いていると、ふと神を感じることがある。その時私は何か得がたい宝物をみつけたような気がする。
私はそのような宝物を探して今日も歩き続けている。
片山徹 写真展 『神気』
富士フイルムフォトサロン 東京 2022年5月20日(金)〜5月26日(木)
プロフィール
1946年5月、東京都生まれ。 2011年8月、会社員生活終了を機に写塾AIMに入塾、写真を始める。 2013年4月に team SKIT結成(友人3名とフォトオペラを撮影開始)。 2014年4月~2018年7月に team SKITによる写真展 フォトオペラ「転生」、「変化」を兵庫県西宮市、東京都で開催。 2021年4月に写真展「神気」を富士フイルムフォトサロン 大阪で開催。 写塾AIM、一般社団法人 芦屋写真協会に所属。
写真展について
大自然の中や里山などを歩いていると、ふと神の気配のようなものを感じることがあります。 8年間かけてそのような場面に出くわした作品をまとめました。写真から私が感じた「神気」が伝わればと思います。 写真を始めて約9年が経ちますが、初めての個展となります。ぜひご高覧の上、ご意見などをいただければ幸いです。


















UBARTH
素晴らしい写真展ありがとうございました!
身近に”神”を感じることが感じられました。

ご意見番
本日も最後までご愛読ありがとうございました。
コメント