アストロバイオロジー(宇宙生物学)
宇宙から生還したクマムシ
![](https://ubarth2030.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-22-22.22.02-1024x842.png)
クマムシをご存知でしょうか?
写真は電子顕微鏡で撮影されているが
体長は50μm程度(0.05mm)と小さいながらも
8本足で、爪も目もある無脊椎動物である。
驚くべきは、その生命力。
テラフォーマーで対象となった
ゴキブリと比較にならないくらい
過酷な環境で生きていられる。
飢餓や乾燥もへっちゃらで
なんと、真空や深海の圧力にも耐えられる。
- 151℃の高温
- 絶対零度の極低温(−273℃)
- 放射線(57万レントゲン。人間のX線致死量500れんとげん)
- 高気圧(7万5000気圧)
宇宙から生還した微生物
宇宙に行った生き物
種類 | 年代 | 国 |
ミバエ | 1940年 | アメリカ |
ハツカネズミ | 1950年 | アメリカ |
イヌ | 1951年 | ソ連 |
リスザル | 1958年 | アメリカ |
人間(ガガーリン) | 1961年 | |
ショウジョウバエ、ヤドリバチ、コクヌストモドキ、 カエルの卵、バクテリア、アメーバー、植物、菌類 | 1966年 | |
ウシガエル | 1970 | |
アストロバイオテクノロジー
言葉の意味は簡単だけど、
この言葉ができた背景には壮大なテーマ
が存在する。
宇宙のアストロと
生物学のバイオロジー
が合わさって、『宇宙における生命に関する学問』
と言うことになるが、
私たち含め、生命はどのように誕生し
進化してきたのか?
更に、宇宙に私たち以外の
生命がいるのか?
一般人の我々でも一度は考えた疑問に対し、
真面目に研究する学問である。
この学問の歴史は浅く、NASAが
1996年の以下の大発見!?から
使い始めた。
火星からの隕石に生物
![](https://ubarth2030.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-22-22.40.51-1024x679.png)
![](https://ubarth2030.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-22-22.39.22-1024x678.png)
上記の写真を見た方も多いと思うが、
火星からの隕石を電子顕微鏡で観察した結果、
微生物の痕跡と思われる物質を発見した。
この隕石は、約36億年前、火星でマグマが
冷え固まり誕生した。
その後、1500万年前におきた
火星への小天体の衝突によって
この岩石は宇宙空間に飛び出した。
放出された岩石は長い間宇宙を漂っていたが
約1万年前、一部が地球の南極に
落下し、1984年に南極調査チームが
これを発見し、マッケイ博士の元に届いた。
奇跡と言えるこの長い年月の偶然は
まるで宇宙が人類に
宇宙にも生命がいるよ。
とメッセージだったかもしれません。
ご愛読ありがとうございました。
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