月の所有権
地球から38万km離れた月。昔から月にまつわる童話から健康法、潮汐まで、私たちにとって月は切っても離れない関係にあります。

月は地球に対して常に同じ面、つまり表側しか見せておらず、月の裏側がどうなっているかは地球からでは分かりません。人工衛星「かぐや」は、月の裏側を写真に収めましたが、未だに人類は、月の裏側に足を踏み入れておらず、実際には誰も見ていないのです。
地球の光も届かない月の裏側には、太陽が沈んだ夜になると圧倒的なスケールでまばゆく天の川が現れます。このアクティビティは、月面観光の最大の見所となるでしょう。星空は、もちろん月の表側でも見ることはできますが、地球の明るさが天体観測の邪魔になると考えられています。
2018年に総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアト社が10代~70代の男女866名を対象に「宇宙旅行」に関する調査を実施した質問のなかに、宇宙旅行に行くとしたらどこに行く?の質問に6割が月と答えたそうです。

私たち地球人にとって大人気の月は誰のものなのでしょうか?
実は月の土地は不動産業で販売されているとしたら・・
月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。 (現アメリカルナエンバシー社CEO)
同氏は「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は1967年
に発効した宇宙条約しかないことがわかりました。
この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。
この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申
し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。
これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。
この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、
月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。

すごい!発想が常人離れしているよね
月の土地は全部で約90億エーカーあり、販売対象となるのは地球から見える表面部分の約55億エーカー分。
土地は1エーカー(約4,047㎡=約1,200坪:東京ドーム1個分)から販売されており、
1エーカーあたりなんと2,700円





えっ 安っ!
残念ながら土地の場所や形の指定はできない。また、アポロ11号が着陸した土地も買うことはできないそうです。



実際に買うには下記の日本代理店公式サイトから。




コメント